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2010年07月03日

『思い出だけではつらすぎる』

自分の上海生活1年目が終わりを告げる節目を意識するのと同時に、
ひしひしと、じりじりと、
否が応にも付いて来る、もう1つのやるせない気持ちがありました。


それが先月の終わりのある日に、ふと、
どこかで聞いた覚えのある1つのフレーズが心に浮かんで、
そこにぴったりと今の想いが結ばれました。


『思い出だけではつらすぎる』




どこで目にした言葉だったろう?


早速この一言を検索してみる。
あ、なるほど、と。

柴咲コウの4枚目のシングルのタイトルだったのだそうで。
2003年の発売なので、わりと古いですね。

それでも知っていたのは、蜜が柴咲コウのベストアルバムを持っているから。
ただ実は、ちゃんとタイトルを確認しながら全曲流したことは今までに数回しかなくて、
だから記憶が薄かったんですね…。
それでも、この1フレーズだけが、脳の奥深くへ知らぬうちに焼きついていたんでしょうね。



 『思い出だけではつらすぎる』

  恐れを覚えて 大人になりすぎて
  あとわずか爪先踏み出せなくなりそうで

  思い出だけではつらすぎる ありえない窓は開かない
  本当の鍵はただひとつ 永遠にあなたが持ってる




   sshibasaki.jpg



今回あらためて何度も繰り返し聴いてみて、心に一番沁み入った歌詞。


柴咲コウの歌は好きです。
そんなにたくさん知ってるわけじゃないけど、『最愛』には泣いた。
彼女の声の持ち味が存分に発揮された、苦しくも温かに浄化されるような歌声。

『月のしずく』を情緒的に、『かたちあるもの』を壮大に歌い上げる柴咲コウの歌唱力は、
美人で迫力ある演技派女優に天は二物も三物も与えたのだなぁ…
なんて、いつも思ってしまうほど。


だけど、この 『思い出だけではつらすぎる』 は、
柴咲コウでも勿論かなり良い出来なんですけど、個人的には MISIA にも歌ってほしい
似合うと思うんだ、彼女の溢れんばかりの声量には。
また違った感動が歌に生まれると思う。

ちなみに、作詞作曲は中島みゆき。本人によるカヴァーも出ています。



ただ、実は、
歌詞全体を通して読んで、背景のストーリーを探ってみても
何故サビとタイトルに 『思い出だけではつらすぎる』 という言葉が込められたのか、
あまり想像がつかないのです・・・。

この1フレーズだけが浮き上がって、突飛な印象さえ感じてしまう。
けれど逆にそこが、ありのままの、剥き出しの一番強いメッセージ性を帯びている。
真意が凝縮されている。


つまり、

言いたいことも想うことも沢山たくさんあるのだけど、
言葉にできる気持ちはもう、今はただこの一言しか頭に浮かんでこないんだ。

『思い出だけではつらすぎる』




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posted by 蜜 at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | others>歌詞考・思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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