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2013年06月07日

なぜ、外灘「Mr & Mrs Bund」かくも悲しき味?

 
その彼にとって、
4年間駐在した上海で迎える、一番最後の晩餐であった。



ともなれば、
やはりこの地で最も目に焼き付けておきたいであろう外灘の風景

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たとえばこんなイルミネーションの中に身を置きながら、     Photo by (c)Tomo.Yun

少しリッチな気分で食事を楽しめる場所でも・・・ と、
随分前から気になっていたフレンチ 「Mr & Mrs Bund」 を予約。



そして、迎えた当日の夜は、



雨。



〜♪ “ 思い出は いつの日も… 雨。    by.サザン



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雨にけぶって、浦東の摩天楼はおろか東方明珠塔すらマトモに見えぬ夜景。。。



・・・うん、さすがは、

筋金入りの雨男だわキミはw


それを残念がる蜜よりも、はるかに本人は意にも介さず。
上海での暮らしはそれなりに楽しんでたけど、
好きとか思い入れとかは特になく、外灘の景色ももう何度も見たから十分、と。

そうよねー。
そういう人だってことは百も承知だけど、
蜜には絶対マネできない、あっけらかんとした執着心の無さ。
そこまでなれたら羨ましいほど。

もし同じ立場なら、とてもそんな風に名残惜しむことなく上海を去れないもの。



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「Mr & Mrs Bund」 は、外滩18号のビル 6F 。 がテーマカラーのようで、他にもこの配色が。


入口のドアは小さめですが、その中に広がるフロアはかなり広い!
明るいホワイトの目立つ壁や柱、
そして天井が高めに造られているので、尚更そう感じるのかもしれません。


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それにしても、キッチンの方までかなりの奥行きが。しかも テーブルタイプも多種多様


蜜たちのディナーが、
土曜日の、結構遅い時間からのスタートだというのに、お客様がいっぱい!
(大半が欧米人でしたが・・・)

だから仕方がなかったのかもしれないけれど、
フレンチレストランにしてはやや賑やかすぎたのが、個人的には惜しい。

でもカジュアルな感じがして、それが逆に美点とも言えるでしょう。
また、曜日や時間帯によっても雰囲気は変わると思うし。


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あいにく空きの無かった窓際シートも、この夜は雨で、あまり映えず・・・。


もし晴れていたら、きっと煌びやかなネオンを窓越しに覗きながら、
もうちょっと思い出話なんかに浸ったり (蜜の方だけが、勝手にw)
できたのかもしれませんが、

これじゃあ、まぁ外よりもメニューを見るのに集中する他ありませんよね?


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メニューは、最近増えてきたタブレットで提供されるタイプのもの。


それを指で繰っていくと分かりますが、
「Mr & Mrs Bund」 は、置いてあるワインの種類がかなり豊富!!
店舗面積も広いし、保管場所には困ってないのかな(笑)
ワイン好きには嬉しい特色ですね♪


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チリ産のソーヴィニヨン・ブラン BOLERO をチョイスして、乾杯。



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席に着くと、すぐにサーブされたバゲットが、どれも美味しい〜☆


↑ 特に、写真左にあるラスクのような薄いパンがカリカリでお気に入り。
バターの他に、缶詰(!)を開けるとパテが出てきて、
それに目のない蜜は、早速それをワインのお供にしていました◎



・・・そう。
このパテがなかなか悪くない出だしだったから、
お料理にも期待が高まったわけですよ。
大好物のパテ・ド・カンパーニュ まで、あえて別注文したわけですよ。


程なくして、テーブルに届けられたサラダなど前菜系。。。


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サラダは、服務員がその場で手早く混ぜました。 パテは、大きな鍋からカットしたものを盛り付け。


このように、演出が ムダに 凝っていましたが (こういうのがウケるの?)
肝心のお味の方が・・・

ここのパテ・ド・カンパーニュは、蜜の好みと大きく違っていて(泣)


いや本当に フェチと称してもいいほど目のない一品w なので、
上海でそれを見つければ、まずオーダーして食べ比べてみるのですが、
「Mr & Mrs Bund」 のは風味が苦手でした…。

おそらく、お肉の臭みを消すために入れるであろう香り付けの素材の何かが、
好みと合わないんでしょうねぇ。
たまに、このタイプのパテに会いますから。
蜜にとって、実は、一口試してみるまではドキドキのメニューなんですよね(苦笑)


好きすぎるが故に、少しでも雑味を感じると残念な気持ちに。


外灘エリアでいえば、
M on the Bund」 や 「TABLE No.1」 のパテ・ド・カンパーニュなら
とっても美味しいので、
そっちから出前してきて〜! というイケナイ心の叫びを抑えるのに必死w




サラダはサラダで、
ちょっと野菜の量に対してドレッシングが多すぎというか、
味も濃く感じ、あまりサッパリと頂くことができませんでした。。。


こう、だんだんと、
期待から逸れていって、首を傾げているところへ、


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・・・えっと、普通にパスタを頼んだつもりだったんですけど・・・。


出てきたのは、マカロニをさらに半分に割ったような種類の麺。
ちゃんと固めに茹でてあるし、
これはこれで悪くないといえば悪くないんですけど、
食べたかった麺と違うのよー! (涙)

もしかしたら、
蜜の外国語能力が低いので、そういうパスタだよって
メニューにちゃんと説明があったのを見落としただけかもしれないから、
一概にお店の評判を下げてはいけないのだけど。

和えてあるソースはカルボナーラ風で美味しいのですし、
ここは奇をてらわずに無難にまとめてほしかった というのが個人的な想い。



そして、最後。
メインの牛肉の方はいかがでしょう?

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まぁ、こちらは・・・ 可もなく不可もなく。
特別際立ったジューシーさや柔らかさなどといった感動も少なかったけど、
ガッカリするような点も無かったので、
落ち着いて、ミディアムレアに焼かれたそのお肉を味わいました。



後から悔やんだのは、
chinausa さんの記事 に目を通してから同店を訪れれば良かったなぁと。

↑ ランチでいらっしゃっているので、
ディナーでも同じものがあったのかは定かでないけれど、
ほほ肉のシチュー などは、お写真だけでも絶品だろうと分かる。

同じ牛肉なら、
ステーキよりも煮込んだ方を選ぶのが正解だったかも…。
付け合わせのフライドポテトとマッシュポテトも美味しそうだし。


この夜の 「Mr & Mrs Bund」 だと、
蜜にとっては、かくも悲しき印象しか残っていないものの、
周りの評判は総じて良いレストランなので、それを再確認しに改めて来店してみたい。

・・・次回は、ちゃんと晴れた日のランチがいいかな?(笑)



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デザートが口に入らず、最後は甘いカクテルで〆。


ぐるなび によれば、 AM4:00 までの営業 だとか!
※ でも確かに、深夜に電話してもフロアに繋がったので、本当のようですw

外灘付近の(バーでなく)レストランで、それはかなり貴重な存在かも?
だから、わりと遅い時間でも混み合って人気なのでしょうか。


テラスがないのは惜しいですが、
天井まで届く大きな窓を挟んで向こう側の、
イルミネーションが消えて静かな闇に覆われた黄浦江沿いを眺めながら、
店内の喧騒に囲まれグラスを傾けるアンバランスも、悪くない。



*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*
■Mr & Mrs Bund■
上海市黄浦区中山东一路18号 外滩18号6F(×南京东路)
Reservations: 021-6323-9898




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↑ ここのお店の名前を聞くと、いっつも絶対この映画をイメージしちゃうの・・・ 安直ですかね?(笑)
 




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