株主

2010年06月30日

水無月夢想

 
   午睡の浅い夢の中に君が現れて、本気を冗談に混ぜながら2人で笑っていた。

   どうでもいい一言と、
   その生意気に可愛くて狡猾な笑顔で
   いとも簡単に心は絡め取られ、たまらない気持ちで目が覚める。


   ・・・いいよ、会えるというのなら。
   君のワガママになんて、いくらだって付き合ってあげる。

   このどうしようもない恍惚ももうすぐ夢幻と消える哀しみに涙ぐみながら、
   相反してその涙は同時に、今この瞬間だけは君と繋がる歓びの涙でもある。


   あぁ、君のカケラを見るたびに、強く強く思うんだ。
   こんなにも心の奥底をずっと湿らせてくれた引力に
   もうこの先、めぐり逢うことはないだろうと。


   それでも、

   すべてが奪われ根こそぎ持っていかれるほどの、強引な一撃を。
   縛られていた過去が一瞬で吹き飛ぶような、新しい嵐を。

   まだ続く未来にちゃんと光を見い出せるように、
   きっとありえない、そんなスペシャルが再び訪れる奇跡を夢想する。



        awa06_2.JPG




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posted by 蜜 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | others>ひとりごと。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月29日

「Thai Gallery」で感じる相性

 
お酒やグルメの嗜好が合う人と出会えることの幸せ。

そういう人と「今夜どこに行く?」って話をする時、
おんなじものが食べたかったり、おんなじお店の名前を挙げたり、
ぐっとくる提案に一気に心惹かれたりする。

凹と凸が嵌り込むように、ここがピッタリ一致する時、
これって奇跡だよなぁ… って、つい嬉しくなる。

ほんの些細なことなんだけどね。
それでも、そこから互いの相性の良さを予感したりする。


* * * * * *


・・・そういうわけで、その日の蜜と友達の2人の気分が
Lost Heaven(花馬天堂)」というエスニック調の雲南料理屋さんに傾いた流れで、
すかさず予約を入れようとしたら、なんと今夜は満席とのこと(!)

じゃあ、これは近日中にリベンジすることにして、
かなり残念な気持ちを抑えつつ、次に嗜好が一致したのがここ、「Thai Gallery」。


sP6102246.jpg
「Thai Gallery」 北京西路×大田路


通りから覗く限り、一見モダンすぎてタイ料理のレストランという印象がない。
中に入ったところで、フロアまで続く廊下には新鋭的なアートを思わせる
大きなキャンバスがいくつも飾ってあって、
特に1階はその絵に囲まれながら食事をするような独特の雰囲気があります。

蜜が通された2階の方だと、

Thai_G_7.jpg
タイ料理屋さんっぽい感じがちょっと高まるインテリアに。


Thai_G_9.jpg
テーブル席の他に、

Thai_G_8.jpg
奥には大人数用のオシャレな座敷もあって、

ありていに言えば、合コンとかにも利用できる喜ばしい造り(笑)

COCONUT PARADISE」ほど、南国の庭園や癒しを意識した空間でもなく、
もちろん「THAI HOUSE」のようなカジュアルさとは一線を画す。
全体的にモダンで、スマートに小洒落た感の漂う「Thai Gallery」。



Thai_G_6.jpg
インドネシアだったかフィリピンだったかのビール(笑)で乾杯☆

メニューには、やはり日本語が書いてあった(「THAI HOUSE」でもそうでした)のが、
普段の日本人客の多さを窺わせます。

Thai_G_1.jpg Thai_G_2.jpg
前菜にはエビの春巻きを。そしてやっぱりカレーは外せないでしょ♪

Thai_G_3.jpg Thai_G_4.jpg
野菜を取りたかったので。空心菜の炒めは定番。(でも右の料理名を忘れてしまった…)

全体的に、まずあまり辛くないです。
盛り付けも上品(友人談)、味付けもそつなく上品、といったところでしょうか。

何か突出して印象的な感動はなかったものの、
お店の雰囲気も手伝って、概ね満足のいくレベルで満喫できました。


Thai_G_5.jpg
この白ワインがお料理に合って美味しかった♪

蜜はもともとが完全な白ワイン派だけど、
エスニックにはやっぱりキリッと冷えた辛口の白が好相性だと思うんですよね〜。


・・・なんて言ってはみるものの、
本人は全然ワインを選ぶのが得意ではないので、こういう時に
ワイン好きの嗜好が一緒な友達にお任せしちゃえば大丈夫。なところがまた好きです。

さて、
次回の雲南料理「Lost Heaven(花馬天堂)」のリベンジでは、
どんな“相性”の良さを愉しめるでしょう?



*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*
■Thai Gallery■
上海市大田路127-1号(×北京西路)
Reservations: 021-6217-9797




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2010年06月25日

日本快勝の朝、上海は雨の未明。

 
   sJapan20100625.jpg


なぜか冷房のうまく効かない蒸し暑い一室で、

汗ばみながら円陣を組み、応援に気合を入れてその行方を見守った。


まずは本田のFKからのゴールに痺れながら狂喜し、

つづく遠藤のFKに歓びは倍増した。

川島の鉄壁の守りが、PK後のこぼれ球に一瞬揺らぐも、

それでも冷静に攻めの姿勢で挑み続けた日本。

終盤、本田の巧みなパスから岡崎が入れた追加点は「爽快」の一言だった。


見事なプレーだった。

こんな気持ちのいい試合を、W杯で今まで目にしたことがない。



快勝の余韻も冷めやらぬまま、小雨に煙る夜明けの空のもと、帰路につく。


今、日本のサッカー史上“歴史的瞬間”となるのは、

ここから先の決勝トーナメント1回戦を勝ち進んで後だ。けれど、

2010年のこの未明に臨んだ一戦を、私は生涯忘れることはないだろう。


この時、どこで、誰とともに分かち合った興奮かを。

リアルタイムに味わった感動の名シーンを。

鮮やかな勝利の朝、上海の街に降り注いだ雨を。

最後に、湿った蒼い薄闇の中へ消えていった人影を。



   sP6252386.jpg




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※日本代表の写真は、毎日jp掲載のものから借用。

 
posted by 蜜 at 06:59| Comment(6) | TrackBack(0) | others>ひとりごと。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月23日

重慶ヒルトンが一斉摘発で・・・

エクスプロア上海のMLで、非常に気になる記事が目に入りました。


重慶ヒルトンが営業停止、売春で一斉摘発を受ける
http://www2.explore.ne.jp/news/article.php?id=14592&r=sh
(2010年06月21日掲載)


・・・マジで?


「『重慶晨報』の報道によると、
 重慶のヒルトンホテルが6月20日より当局から営業停止処分を受けた。
 報道によると、ヒルトンホテルの関係者が暴力団関係者などと手を組んで
 売春行為をして暴利を得ていた。
 2009年11月にも警察当局は警告を出していたが、改善されなかった。
 
 そこで、6月19日に当局の捜査が入り、ホテル経営者からガードマン、
 フロントから娯楽施設まで多くのスタッフが絡むケースだと断定し、
 あわせて102人を検挙した。このうち、22人は刑事処分となった。」



って、
別に摘発を受けたことに驚いたわけではないんですよ。
(いや、それはそれで問題なんだけど。たまに小耳に挟む話だし…)


何に反応したかって、


この逮捕劇のちょうど前夜に、まさにココに宿泊していた
出張者が身近にいるから。
(…笑)


このニュースを見て、彼らに
そんな不穏な空気を感じたか訊いてみたけれど、別にそんな感じは全くなかったそうで。
まぁ、それはそういうものか。。。

客室へ入るエレベータのセキュリティは、かなり厳しかったそうですが。


でも、特に重慶ヒルトンのHPを見ても、
トップページなどに何も掲載されてはいないのですね。

実際、どうなんでしょうね。
こういうXデーに丁度居合わせちゃった宿泊客とか。
それに空室予約ページ、なんかまだ普通に取れるっぽいんですけど・・・?



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posted by 蜜 at 17:36| Comment(4) | TrackBack(0) | others>ひとりごと。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

パンダの交通カードシート♪

昨日、久しぶりに遊びに行った田子坊で、
思わぬ掘り出しものを発見☆


sP6212360.jpg
↑これ、何だと思いますか?


なんと、交通カードに貼るシートなんです♪


sjiaotongka.jpg
限定品でもないと、味気な〜い見た目の交通カード。

これに、

先ほどのシートを貼ると・・・


sP6212367.jpg
こんなに可愛く☆ My交通カード仕様に☆★


↑このパンダが、一升瓶持ってるのが蜜らしいでしょ?(笑)



お店の端っこに売られていたコレを見つけた時、思わず歓声あげちゃいました!
毎日肌身離さず持ってる交通カードが、
こんな可愛い見た目に変身しちゃうアイテムがあるなんて!!

イラストの種類も豊富なんですよ〜。
蜜はパンダが大好きなので、パンダ柄ばっかり4種類も買っちゃったけど、
パンダ柄だけでも10パターンくらい、
他に豫園や外灘の景色のイラストとか、それ以外にも色々あって迷っちゃうほどでした。

しかも、1枚8元とお手頃価格☆
その割りに、これはただの紙のシールではなくて、
ちゃんとシートっぽい手触りの、なかなかしっかりした代物なんですよ。


これが売っているお店は、

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田子坊の「ChoLon」というお店。


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  2011年秋 追記
   「ChoLon」 は、「Hari Rabu」 という店名に変更になり、
   その後、改装?のため、一時閉店中となっています。

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主にはヴェトナム雑貨を扱っているお店なので、

sP6212369.jpg
こういったお皿とか、お香やアジアン風雑貨が売られています。

・・・が、ヴェトナム雑貨店の一角で、
まさかこんな可愛くてホットなアイテムに出会えるなんて♪



ちなみに、
この「ChoLon」の2つ隣のお店が、
ずいぶん前の記事でご紹介したカップ&ソーサーを見つけた場所だったのですが、
なんかもう潰れてしまったみたいな感じでした。。。

残念。

ChoLon」は、田子坊に行くといつも寄るお気に入りのお店なので、
どうか末永く営業を続けていってほしいなぁ…。



*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*
■ChoLon■
上海市盧湾区泰康路210弄3号108室
Reservations: 021-5465-1764


2011年秋 追記
  「ChoLon」 は、「Hari Rabu」 という店名に変更になり、
  その後、改装?のため、一時閉店中となっています。




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posted by 蜜 at 20:40| Comment(8) | TrackBack(0) | 上海生活>日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月19日

「水土木」で過ごすいくつかの夜

 
†・.。* + *。.・†・.。* + *。.・†・.。* + *。.・†・.。* + *。.・†・.。* + *。.・†
   2011.06.13 追記

    本記事でご紹介する 「MIZUTOKI(水土木)」 は、
    残念ながら、6月11日付けで女性店長が業務を離れられたことにより、
    それ以降は、閉店もしくは同店の業態・雰囲気等が異なる
と思われます。

†・.。* + *。.・†・.。* + *。.・†・.。* + *。.・†・.。* + *。.・†・.。* + *。.・†



なんとなくまだ帰りたくない時、
やるせない時、
もうちょっと酔いたい時、

相変わらず気まぐれに、時折ふらっと立ち寄っています。

sP6182361.jpg
虹古路のバー「水土木」に。


色んなお付き合いや予定の合間を縫うように、
生ぬるい夜風が肌に心地よい初夏のいくつかの晩、あの低い入口をくぐっています。

mizutoki_56_3.jpg


とある夜は、
お気に入りの芋焼酎カクテル「SLOW LIFE」だけを何杯か飲んで、
荒れた胃を落ち着けて帰路につくこともある。

またある夜は、
企画モノや期間限定のお酒を目当てに訪れることもある。

飲み物は何でもいいから、なんとなく店長のねえさんと話したいだけの夜もある。


sP6042206.jpg

mizutoki_56_5.jpg

その時に飲みたい気分の赴くまま、好みだけをねえさんに伝えて、
オススメしてもらった銘柄を愉しむ夜もある。

「なんか香りが良くて美味しいのを」

とお願いして差し出されたのが、写真上の「兼重」芋
「次は、甘くてまろやかな感じのを」
ということで選んでもらったのが、写真下の「百秀」


・・・カクテルやワインとおんなじで、
相変わらず“飲む専門”、プロに頼りまくり・甘えまくりの蜜の飲み方です。。。



はたまた別の夜、
1軒目でマッコリ、2軒目で芋焼酎飲み比べ... を満喫してきた後で、
気分は洋酒に傾いているというのにもかかわらず
メインは焼酎である「水土木」へ、寄るべくして寄りました。(笑)


「芋はもう十分だわ…」と呟くと、

mizutoki_56_6.jpg
ねえさんが冷凍庫から出してショットグラスに注いで下さった、麦焼酎。

銘柄を失念してしまいましたが(失礼!)、
度数が高いという話で・・・
確か、蜜の大好きな37度の麦焼酎「天つ風」を上回ったような。
だから冷凍してても凍らないとか。

「天つ風」のようにクラッシュでなく、これは
ショットグラスでストレートが1番よ、というオススメに従って
くっとグラスをあおると、芳しい風味とともに喉の奥を燃やす熱い余韻が…。

あぁ〜、こういうお酒ってやっぱり美味しいですよねぇ!


ねえさんとの気取らない会話でリラックスする夜更けには、最適な感じ。


smizutoki_56_1.jpg
けれど喉も渇いて洋酒も欲しくなってきたし、お次はついにウィスキーハイボール。

この時、添えてもらったおつまみ珍味が良い味すぎて、目を瞠りました。

写真を拡大すると、

smizutoki_56_8.jpg
チーズにアンチョビが乗っているわけですが、

このチーズの食感が素晴らしいから、特別に美味しいんです♪


ねっとり系とは正反対の、シャクシャクとした歯ごたえのいいチーズ。
噛むとキュッキュッと音がするくらい。味は濃いのに。
こんなの初めて食べた!

あまりに感動したので、ブランド聞いちゃいました。

mizutoki_56_7.jpg
そしたらねえさんが、「ブログでは名前は秘密でね♪」って(笑)

これは、クセになる逸品!!
チーズの盛り合わせをオーダーすると、その中に並べられる一品だそうですよ。


それにしても、
なんでこんなにチーズとアンチョビって罪なくらいのベストコンビなのかなぁ〜...

小さい頃に、親から
「お菓子あげるって言われても、知らない人についてっちゃダメよ」
と注意されてちゃんと守ってきたけれど、

「美味しいお酒とチーズとアンチョビがあるよ」
って言われたら、思わず激しく心が揺らぐわ。
大人になった蜜には、逆にキケンすぎる誘い文句(笑)



sP6182363.jpg
いつの間にか夜が明けて、朝日の差し込む「水土木」のソファ席。


魅力の尽きないこの「水土木」、
7月からは定休日が 火曜 ⇒ 日曜 に変更になります のでご注意を。

そしてその7月には、
もしかしたら魔法のように衝撃的なアノお酒が堂々お目見えするかもしれない・・・?



*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*
■MIZUTOKI(水土木)■
上海市長寧区虹古路130号(×芙蓉江路)
Reservations: 150-0176-9536

※お店の最新・お得情報は、コチラの「水土木」ブログから!




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2010年06月17日

期待しすぎた? 甘苦上海「T8」

『甘苦上海』っていう小説を、

sgankushanghai_1.jpg

・・・ご存知の方も多いと思います。


そして、それ以上に「あの本ありえん」という感想をお持ちの方も多そう…(笑)


1.なぜ日経新聞に連載されていたのか?

   ⇒朝っぱらの通勤電車の中でイヤでも目に入るのが苦痛

2.なぜ上海を舞台にする必要があったのか?

   ⇒あれが上海に対するイメージになるのは心外だ

3.なぜ読んでいて不愉快になるのか?

   ⇒登場人物たち(特に主人公)の思考についていけない
   ⇒“旅の恥は掻き捨て”感 / “上海”を語る描写の底の浅さ


『甘苦上海』がどうも苦手だったり不快だったりする読者の多くは、
おそらくこの辺りに拒否反応を示されてるんじゃないかと。
(ネット検索していても、よく見かける個人書評)


わからなくもないですよ。

そういうところ、少なからずある小説だとは思う。


でも、蜜は 『甘苦上海』 けっこう好きなんですよ。


ライトノベルっぽい感じで。
(なーんて書いたら、高樹センセイに失礼かもしれませんが…)


この作品を知ったのは、わりと最近=つまり上海に住んでから、
友人に「オモシロイよ」と薦められたのがきっかけ。
何がオモシロイ、とこの友人は言いたかったのか は、読んですぐによーく分かった。(笑)

これは確かに、、、 ねぇ。。。
(おかげさまで、あれからすっかり隠語にね…)



こういう経緯で入ったので、
1.の日経新聞云々は、あまり意識することがなかったです。
かの高尚な新聞ですから、もっと品格があって知的な刺激を受ける作品を!と
望まれる方も多いでしょうけど、
蜜があれをリアルタイムに読んでたら、あるイミ朝からもっと目が冴えてよかったと思う。


2.は。
もちろん、ここに書かれたそのままが、上海のすべてじゃない。
けど、あのストーリーを繰り広げるのに上海はわりと向いている舞台かと。

ああ見ようと思えば、ああ見えてくる上海。
一部分だけ拾って虚構のイメージを造り上げてそこで暮らしていける。
・・・ここに蜜は、ある種の共感と自嘲を感じたので。

“ここは上海ではない。ここは甘苦上海というもう1つの世界。”
『サヨナライツカ』の沓子の台詞をもじって)

これは、3.の“上海”を語る描写の底の浅さにも繋がるところでしょうけど、
紀行文でも経済本でもルポでもない、フィクションなんだから。
いいんじゃないんですか?
え、ダメ? 仮にも日経新聞に連載してたんだから?

そうですね。。。 (テキトー・笑)


3.は...
ライトノベルだからそれでいいんです!!
って言っちゃったら、純粋なファンの方に怒られちゃいそうですが。

主人公の台詞は時おりイッちゃってたり、不自然で苦笑いなのだけど、
モノローグは結構、いい所までホンネを生々しく並べていると思う。
心に穴が開いていて、自己愛の強い女の本音をね。

恋だか愛だか、それに似たモノでもそれと関係ないセックスでも何でも、
自分の隙間を埋めることが目的な人の…。

こういう人間の思考回路で見る上海と、彼女に係わる人間模様を覗くわけですから、
そりゃあ気持ちは良くないし、不愉快にもなるでしょうよ。

だけどオモシロく読みましたよ。蜜は。



楽しめた理由は、もう1つ。
上海のレストラン・バーが、地名と実名付きでいくつか紹介されるから。


・・・はい、非常〜〜に長い前置きになりましたが、ここからが記事の本題(笑)


* * * * * *


sP6152316.jpg
この夜の舞台は、新天地の「T8」。

ここは、『甘苦上海』の1シーンに登場するレストラン。

主人公・紅子が日比野と(回想で石井京とも)、
・フォアグラクリーム
・ツナのセサミキャビアタタキ

などを食べて、その味を絶賛する場面があるのです。

その絶賛具合の描写がすごく、
しかも、作者の樹のぶ子が ご自身のブログ でも
「唸るほど美味しい」と評しているほどですから、気になるじゃないですか!


けれど、普段使いで気軽に立ち寄るにはちょっとグレードの高い「T8」、
絶好の“特別な日”に合わせ、満を持して訪れました♪


sP6152317.jpg
レンガ造りの重厚な壁の内側には、水とガラスで煌めく入口が。

スタイリッシュで開放的な、魅せるタイプのキッチンを囲むように
カウンター席が並んでいますが、今回蜜たちは奥まった窓際のテーブル席へ。


T8_2.jpg
スパークリングワインで乾杯☆

ボトルの写真を撮りませんでしたが、
銘柄は Prosecco ANGELA VIANO。(まぁフツーに…)


T8_5.jpg

↑まず最初にサーブされた、この焼き立てパンがすごく美味しい!!

ふわふわの香ばしい生地に、練りこまれたレーズンやナッツの程よい甘みが加わり。。。
添えられてきたのは、バターの他に写真右の赤いパテ(?)。
トマトのようなさっぱりした酸味を感じました。

これで一気に高まった期待感。



・・・が。

sP6152328.jpg
あれ? フォアグラクリーム、と思って頼んだものが…


snobu_T8.jpg ←正しい フォアグラクリーム の図。先生のブログより抜粋)


・・・。

・・・・・・蜜が間違えてる??


T8_4.jpg
でも、前菜のメニューに“フォアグラ”の名前が付くのは、これだけ…。

スターターとメインにもありませんでした。
(まさかのデザート枠?! そこは見てなかった…)


けれど、仕方ないのでサーブされたものを頂きます。
まぁ、、、フォアグラですね。このお肉は(笑)
周りにちょっとクリームがかかっているのですが、これは
幻の? フォアグラクリームの足元にも及ばないんでしょう、きっと。



気を取り直して、期待のもう1品、

sP6152326.jpg
ツナのセサミキャビアタタキ。

『甘苦上海』で、日本からの出張者・日比野が、
その旨みを噛みしめて悶絶するほどの美味だという逸品。

さあ・・・



・・・。


・・・・・・ なんかフツー?



悶絶までする点が、さして見当たりません。


た、樹センセイ・・・?(涙)




予想外の展開に、しばらくフロアでも見渡して気を落ち着けることに。

T8_6.jpg
店内の雰囲気は抜群なんですけれどね。。。

T8_7.jpg
まさにデートか合コン(には高いかな…)向き。


T8_8.jpg
スターターから1品。

豚肉と、鳥(皮)のから揚げとサラミの組み合わせ。
盛り付けがもうお上品すぎます(泣) ←意図を汲んで下さい。


T8_9.jpg
メインから1品。羊肉のグリル。

美味しくなくはない。
いい意味で、羊肉の臭みがしっかりと感じられるジューシーさはあります。

けど・・・ 比べても仕方ないけど、
これを食べていたら、「Bella Napoli」のラムチョップが無性に恋しくなってきちゃいました…。



この時点でもう、お腹はいっぱい。
デザートに対するあてのない期待も、もはや薄れかけていて、

T8_3.jpg
フローズンカクテルを替わりに。これは満足でした♪


ちょっと意気込みすぎてしまったのでしょうか?

全体的にある程度のレベルの味まではきちんと達している
のですが、
これといって強く感動するような美味との出会いがなく、
これでお値段が2人で1300元という。。。

新天地にあって、ここまでラグジュアリーな様相なら相場かもしれませんが。

フォアグラクリームを逃してしまったのは心残りです。
もしどなたか、その味を確かめられた方がいらっしゃったら、蜜に教えて下さいね。



*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*
■T8■
上海市盧湾区太倉路181弄 新天地広場 北里8号
Reservations: 021-6355-8999




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2010年06月15日

そして、ついに2階建てバス乗車

4月の終わりに、記事で

「観光巴士1路」という2階建てバスは、現在廃止されて乗れなかった
今、2階建てバスに乗りたかったら、この方法

と、ご紹介させて頂きましたが・・・


その矢先、まったく別の用事で、
浦東の陸家嘴周辺をウロウロしていたら、

sP6062214.jpg

え、こんな 分かりやすい 所に2階建てバス乗り場が!


ひとりで、かなり慌てる蜜(笑)
こんなバスがあるなんて、4月末に調べまくった時には検索結果に出て来なかったよ...

気が動転しすぎて(←ウソです)、日を改めて乗ってみることに。


* * * * * *


◆ 乗り場 ◆

sbus_stop_1.jpg

地鉄2号線 陸家嘴駅 1号出口 を上がって
すぐ目の前にドーン!と見える東方明珠塔へ向かう横断歩道付近(陸家嘴環路)


sP6062213.jpg
バスがひっきりなしに停まるので、すぐに分かると思います。

sP6062216.jpg
バス路線の正式名称は、「陸家嘴観光線」。


◆ 値段 ◆

15元。

飲み物付き。(笑)

sP6062228.jpg
でも、この飲み物が・・・・・・。

飲み物なくていいから、13元くらいにしてくれたらいいのに。

不味くて みんな飲んでないし。係員がどんどん捨ててて、もったいない。
ちなみに、バスによってはコーヒーだったり、オレンジジュースだったり、
ピーチジュース(蜜の時)だったりするみたい。

けど、もはやそういう問題ではない。


◆ レビュー ◆

まず乗り込む1階席にも、

sP6062217.jpg
こんな装飾がほどこされてはいるけれど、

sP6062219.jpg
そりゃあ、2階席に乗らなくちゃね♪


この「陸家嘴観光線」の2階建てバスのタイプは、
幌のようなものでできた屋根がちょっとだけ付いているのですが、

ssP6062221.jpg ssP6062222.jpg
とくべつ景観には差し障りありません(でも無いに越したことはないけど…)。 横も開いていますし。


sP6062224.jpg
席が埋まり次第、適当に出発〜!(してるように感じる)


sP6062229.jpg

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sP6062235.jpg

初夏の夜風を感じながら、よく見知った煌びやかなビルの間を駆けてゆくのは爽快。

ジュースよりビールの方が断然合う。


この時は一眼レフを持っていなかったので、写真が微妙なのが残念。
三脚なし+コンデジでは、これが精一杯…。(言い訳)

けれど、さすがは Lingzhiさん のお写真は美しいので、
よければ↑こちらをご参照になってみて下さい。


sP6062238.jpg
途中、東昌路渡口(渡し船乗り場)に停車します。

ここで下車してもOK、ここから乗車することもできます。


sP6062244.jpg
1周して、陸家嘴駅まで戻ってきました。乗車時間約15分。

・・・もしかしたら、
走ってる時間より停まってる時間の方が長い(そう感じるだけ?)ような、
あっけな〜い2階建てバス観光でしたが、
まぁ覚えておくと、ちょっとはアテンドの足しにはなるんじゃないでしょうか?

乗り場の交通の便が良く、分かりやすく、
本数も頻繁で確実に乗れて、お値段もお手頃
なところが◎


* * * * * *


◆ 2階建てバス まとめ ◆ (2010年6月現在)

1.市内観光用ロンドンバス
  http://www2.explore.ne.jp/news/articles/14341.html?r=sh
  値段:24時間以内で300元
     →ただし外灘観光トンネル・玉仏寺・浦江遊覧船の料金も含む
  乗り場:浦西は人民広場、浦東は東方明珠塔を出発

2.陸家嘴観光線
  値段:15元(飲み物付き)
  乗り場:陸家嘴駅の1号出口、東方明珠塔へ向かう横断歩道付近(陸家嘴環路)

3.911路の路線バス
  ※一般の路線バスに混じって、時おり2階建てバスが運行されている
  値段:2〜3元くらい
  乗り場:911路のバス停各所



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posted by 蜜 at 16:56| Comment(10) | TrackBack(0) | 上海生活>おでかけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月12日

「el Coctel」の彼のカクテルを求めて

このところ、密かにとってもお気に入りのバー「el Coctel」。

sel06_07.jpg
生い茂ったプラタナスの葉の影が濃い、永福路×五原路。


以前、記事でご紹介して以来の来訪ですが、
この2度目をずっと楽しみに楽しみにしていました♪

(他にも気になるお店、行っておきたい所、お付き合いなど色々あり、捌ききれていない現状・・・ 笑)


この「el Coctel」でのお目当ては、まさにこの2つ。

原田さんに作ってもらう、おまかせカクテル
・ホットサンド


前回、この2点にどれだけ感動したかは、前記事をご参照頂くとして、
原田さんがこの夜もいらっしゃることを事前に確認した上で、
ここのホットサンド各種を堪能するために1軒目で訪れました。

前回は、行ったのが22時半過ぎだったのでお客さんでいっぱいでしたが、
今回は20時くらいだったので、蜜たち以外にはまだ数組。


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ブロガー泣かせなほどに(笑)、照明が落とされたムーディーなフロア。

けれど流されているBGMが、陽気で軽快な耳に心地よい音楽なので、
かしこまっちゃうようなことはなくて、むしろリラックス。


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さっそく原田さん(左)に、おまかせのカクテルを作っていただく。

蜜:「ウォッカベースで、夏らしくフレッシュで爽やかな感じのを…」

⇒ 差し出されたのは、スノースタイルされた薄赤い色のショートカクテル。

まずは一口含むところを、真摯に見つめる原田さん。
(ちなみに彼は好青年なので、その視線にドキドキします・笑)

薄赤い色の正体は、なんとスイカ
これは、スイカのソルティードッグとでも表現しましょうか。
スイカだなんて! あぁ、夏ですね・・・。
最高。
本当においしい。
グラスの淵についた塩がまた、スイカの味を際立てて。


1杯目にして、やっぱり心をくすぐられるカクテルに気分は高揚して、
蜜:「同じくウォッカで、また違う感じを愉しませて下さい♪」
と、我ながらひどく曖昧な2杯目のオーダーを。。。

⇒ そして差し出されたのは、今度はライチを使ったショートカクテル。

スイカに続いて、なんだかすごく旬を感じるセレクト。
カクテルで季節を味わうって、今まであんまり意識したことなかったけど、大切かも。


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カクテルのお供は、もう1つのお目当て:ホットサンド。


el Coctel」のフードメニューは、
この他にチーズやオリーブ、ハムの盛り合わせといった前菜がありますが、
ホットサンドは6〜7種類の展開があって、
サーモン・(生)ハム・野菜・チーズ・マスタードなどが様々組み合わされ
どれも本当に美味しいので、オススメですよ!

挟まれている具の魅力だけではなく、
パンがガーリックトーストで、サクサクの歯ごたえなところが1番のポイント◎


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最後は、辛めのカクテルで締めたく。ドライマティーニを。

1杯くらいスタンダードなものを味わっておきたい、と思って頼んだのですが、
そこは原田さん仕様。
やはり、彼ならではの捻りが潜んでいました。

「普通のと比べて、少し違った風味がしませんか?」と。。。
紐解けば、シェリーやグランマルニエ、
そして彼が東京のバーにいた頃の秘密兵器(?)が加えられているのですって。

“一段と美味しいカクテル”って、奥深いんだなぁ・・・。



さて、お店を後にする頃には、

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気がつけばもう、いつもの通り欧米人のお客さんでいっぱい!

2軒目で寄るのなら、事前に電話を入れた方が無難かもしれませんね。
それくらい大人気の、「el willy」の姉妹店「el Coctel」。


例の彼の作る、心がくすぐられるようなカクテルがまた恋しくなる夜は、
そう遠くないうちに、蜜の中に再び訪れるでしょう。



*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*
■el Coctel■
上海市徐匯区永福路47号 2階(×五原路)
Reservations: 021-6433-6511




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2010年06月09日

こんな所に「THAI HOUSE」

上海でタイ料理、といえば、
おおむね「COCONUT PARADISE」一辺倒だった蜜ですが、

最近は、ここもお気に入りで、たまに訪れています。

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「THAI HOUSE」(武定路×西康路)


↑この「THAI HOUSE」の噂は、以前からコメント等でよく聞いていまして。
リーズナブルで美味しい本格タイ料理、と。

そして、場所が非常に分かりづらい、と。


どれぐらい分かりにくいか?というと、

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こんなゴミ集積所の奥の、暗〜いエリアに入り込んで行かねばならない。。。

“隠れ家”とかいう小洒落た(?)表現をする気には、およそなれません・・・(笑)


武定路×西康路の交差点を、武定路沿いに西へ徒歩10秒行くと、
すぐに↑このゴミ集積所に着きますから、

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ゴミ集積所の隣の門を、勇気出してくぐりましょう。

一応、その門の上にはこんな看板があるのですが、

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せめてもの救い・・・ に、なってるのかな?(微妙)

だって、この門から続く裏路地を入ってみたところで、

ThaiHouse_7.jpg
眼前の景色は暗いまま… (せめて立て看板くらい出せばいいのに)

別のお店の裏口と、一般の集合住宅の間を通り抜ける形ですが、
気にせずそのまま直進して下さい。
突き当たった所で右手を見ると、

ThaiHouse_1.jpg
一点の灯りとともに、ドアが開いていますから。これが入口。

けれど、お店は2階なので。
簡素な階段をそのまま上がって下さい。

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そしてやっと着きます。ここが噂の「THAI HOUSE」!


COCONUT PARADISE」とは一変、
ムードのある店内ではありませんが、明るくて小奇麗で
カフェっぽいカジュアルな感じ。気軽に1人でも入れそうな。

そして、こんな場所にありながらお客さんは結構いるし、
欧米人率が高いものの、メニューには日本語も書いてあるのにビックリ。
日本人も多いってことでしょう。口コミ力ってすごい。


Tiger Beer で喉を潤しながら食べるのは、

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右の写真のサラダは、辛いらしいって聞いて頼みましたが・・・ まぁ爽やかな辛さ?(※蜜基準ですので)

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左のトムヤムクン、酸味が効きすぎていないところが好みでした。美味しい。
右の牛挽肉炒めは、毎度欠かせないメニュー! ぶつ切りの唐辛子がスパイシーで最高!!



上記はほんの一例で、この他にも色々頼んでるのですが、
蜜と一緒にタイ料理屋さんへ行くと、
まず唐辛子マーク付きメニューのオンパレードになります♪(笑)
・・・が、辛くない料理もたくさん種類があったので、ご心配なく。


ビールに飽きたら、

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ワイン(赤・白・スパークリング)か、ウィスキーという選択肢がありますよ。

↑この写真の時はボトルを入れましたが、
グラスワインから用意があるので、その時々で選べるのが嬉しい。
種類は豊富ではないですが、
タイ料理に合わせるなら、これくらい軽い飲み口のハウスワインでも十分かな。



そろそろテラス席も開放されている頃でしょう、
雰囲気に酔いしれたい時に赴く楽園「COCONUT PARADISE」とは別に、
さくっと気軽にエスニックでも食べて元気出すー?
みたいな気分の時に、知っておくと便利な1店だと思います♪

お値段も、「COCONUT PARADISE」の半分〜1/3で楽しめちゃいますからね〜。



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■THAI HOUSE■
上海市静安区武定路657弄12号205室(×西康路)
Reservations: 021-5169-9217




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